Androidタブレット「ドコモ dTab Compact d-42A」の仕様を確認

2023年11月11日Androidタブレットの極意dTab Compact d-42A

大画面に最適化された「Android 12L」がリリースされるという情報があり(投稿記事「大画面に最適化される「Android 12L」ってのが気になる!」を参照)、これまでちょっと興味が薄れていたAndroidタブレットに俄然興味が出てきました(とはいうものの、既にAndroidタブレット、所有しているし・・・)。

現在所有しているAndroidタブレットは「Docomo dTab Compact d-42A」という機種で、現在は特に不満があるというわけではありませんが、やっぱりタブレット対応のアプリが少ないということで、ちょっとその利用方法に試行錯誤していました。ただ、Androidスマートフォンよりも大画面だからこそのメリットがあるはずと信じていますが。

今後、「Android 12L」がリリースされることで、そのメリットが広がる可能性があり、今一度、「dTab Compact d-42A」の仕様を再確認しておきます。

基本的な仕様

先ずは、自分にとって重要と考えている基本的な仕様を確認します。サイズ、パフォーマンスを決定するCPU(Androidの世界では、SoC!?)、メモリー、ディスプレイといったところでしょうか。

項目スペック
サイズ高さ:約198mm
幅:約122mm
厚さ:8.9mm(最厚部:約9.9mm)
重量326g
バッテリー容量5,000mAh
CPUSnapdragon 665
2.0GHz+1.8GHz、オクタコア
OSAndroid 10(購入時)
ディスプレーTFT、8インチ、XUXGA(1920 x 1200)
内部メモリー(RAM/ROM)RAM:4GB
ROM:64GB
外部メモリー(最大対応容量)microSD:2GB
microSDHC:32GB
microSDXC:256GB
通信4G(LTE)
最大受信速度:350Mbps
最大送信速度:131.3Mbps

特に注目スべき仕様はありませんが、実際に利用している分には、特に不自由を感じることはありませんが、可能であればもう少々画面が大きければな〜って感じではいるんです。

USB関連に関する仕様

Android端末でUSBを充電以外で利用することは少ないとは思いますが・・・その充電の仕様は確認しておくべきでしょうね!特に充電の速度は重要です。

項目スペック
形状USB Type-C
VersionUSB 2.0 High Speed
機能ファイル転送、USBテザリング、MIDI、PTP、データ転送なし
USBホスト
QUick Charge対応
Power Delivery2.0

本タブレットの仕様は「USB PD」対応ということで、再度、「USB PD」を確認しておきます。

ノートパソコンやタブレット、スマートフォンを中心にUSB Type-C搭載の機器を目にすることが多くなってきました。表裏が関係無く接続できるコネクタと、リバーシブルに接続できるケーブルによって利便性が向上したと感じられている方も多いかと思いますが、USB Type-Cを採用する利点としてUSB Power Delivery(以下USB PD)に対応しているという事も大きな特徴です。

USB PDは、USB Type-Cコネクタ/ケーブルとセットで使う、USB-IF(USB Implementers Forum)が策定した規格です。この規格により、USB Type-Cケーブルで最大100W(20V/5A)の電力供給が可能になりました。

引用元:「USB Power Deliveryとは 第1話 5分でわかる概要 | 組込み技術ラボ」より

Bluetoothに関する仕様

Bluetoothに関する仕様を確認します。特に最近気になっているハイレゾ音源の再生で、無線で再生できるBluetoothの対応するプロファイルは気になっています。

項目スペック
バージョン5.0
Smart Ready(BLE)対応
出力power class 1.0
Bluetooth対応プロファイルコーデック(A2DP対応)aptX / SBC / AAC

上記、ハイレゾ音源をBluetoothを利用して再生する、即ちコードレスでスピーカーやヘッドホンで再生するために重要な「A2DP」に関して、ちょっと詳細を記載しておきます。

「A2DP」は、ケーブルの代わりに無線通信を活用するBluetoothのAVプロファイルの1つです。

(中略)

Bluetoothでは、接続したい機械がお互いに同じプロファイルに対応していれば、その2台を無線で接続することができます。この接続のことをペアリングと言います。

A2DPは、“進化した音楽配信”を意味する「Advanced Audio Distribution Profile」の略で、Bluetoothの中でも「ハイクオリティオーディオ」のためのプロファイルとされています。モノラル、またはステレオでの音楽を、どのように送り、ヘッドセットやスピーカーに届けるかを規定しています。つまり、A2DP対応の携帯電話やオーディオプレーヤーと、同じくA2DP対応のワイヤレスヘッドセットやスピーカーをペアリングすると、ワイヤレスで互いの機器を接続して音楽を楽しめるというわけです。

引用元:「ケータイ用語の基礎知識 第259回:A2DP とは」より