【肺がん】免疫チェックポイント阻害剤「アテゾリズマブ」投与を開始しました!

2023年07月10日肺がんサバイバーの極意免疫チェックポイント阻害剤

2023年1月26日に肺がんの手術・・・その後、術後化学療法を勧められて快諾。抗がん剤4クール(シスプラチンとビノレルビン)を投与して、その後万全を期して免疫チェックポイント阻害剤(アテゾリズマブ)投与の計画でした。いわゆる標準治療として定義されている方法です。

しかし、私の場合、抗がん剤投与2クールが完了したところで、副作用として;

  • 骨髄抑制(特に白血球の異常)
  • 発熱(主治医いわく、骨髄抑制対策の薬の副反応!?)
  • 背中の激痛(主治医いわく、骨髄抑制対策の薬の副反応!?)
  • 味覚異常
  • 食欲不振
  • 難聴・耳鳴り(主治医いわく、多分、抗がん剤以外が原因!?)
  • 声枯れ(主治医いわく、抗がん剤以外が原因!?)
  • 手足の冷え
  • 倦怠感
  • 顔のほてり(主治医いわく、抗がん剤以外が原因!?)
  • 顔の乾燥・かゆみ(主治医いわく、抗がん剤以外が原因!?)

特に2クールが終わったところで、味覚障害、食欲不振、手足の冷えの3つの副作用が強烈に残っていて、更に1、2クールとも3週目に息ができないほどの背中の激痛だったり、38度を越す発熱だったりとちょっと深刻な副作用があり、抗がん剤の継続投与を中止しようとの主治医の判断がありました!

ただ、抗がん剤を2クール実施したのだから、免疫チェックポイント阻害剤である「アテゾリズマブ」投与を推奨され、これを個人的には快諾しました。とにかく、後になって「あの時にやっておけば良かった・・・」と後悔したくないので!

免疫チェックポイント阻害剤「アテゾリズマブ」っていうのは、一般名だそうで商品名は「テセントリク」というらしい・・・投与開始前に、主治医から説明がありましたが、その後、詳細に関して再度、薬剤師から説明がありました。

「抗がん剤よりは副反応が少ないが、何が起きるか予想しづらい」との説明。認可されたのが比較的最近であるため、ネット上にも抗がん剤ほどの情報がないのが気になりますが・・・それでも、標準治療ですから、自分にとってはやらないという選択肢はありませんでした。

【追記:2023年5月26日】
がん治療は、その研究の成果として日々変化があるので、都度、ネットを確認する必要がありますが、現段階で「免疫チェックポイント阻害剤」に関する解説を以下に埋め込んでおきます。

【追記:2023年7月10日】
抗がん剤を、当初4クール計画していたのに、実際には2クールで終了・・・その後の免疫チェックポイント阻害剤・・・これで良いのか、と常に疑問が・・・ちょっと気になる公開情報を見つけたので、引用しておきます。

非小細胞肺がんに対する手術で完全切除された(がんが取り切れた)患者さんのうち、手術のみでがんが治る患者さんは病気の進行度などにより異なり30から80%程度です。手術後に抗がん剤治療を追加することで、再発の割合を10%程度減らすことができます。

(中略)II期・III期の患者さんにはシスプラチン+ビノレルビン(ナベルビン®)併用療法が用いられます。(中略)シスプラチン+ビノレルビン(ナベルビン®)併用療法は、シスプラチンとビノレルビン(ナベルビン®)の点滴を3から4週間ごとに行います。副作用が許容範囲内であれば、最大で4回繰り返します。

アテゾリズマブ(テセントリク®)は免疫チェックポイント阻害薬の一つです(中略)。非小細胞肺がんに対する手術で完全切除された患者さんのうち、腫瘍検体でPD-L1が陽性のIIB期・III期の患者さんについては、シスプラチン+ビノレルビン(ナベルビン®)などを1から4サイクル実施したのち、再発がなければアテゾリズマブ(テセントリク®)を3週間毎に点滴で最長1年間投与(地固め療法)することで、さらに再発の割合を減らす(10から20%)ことが明らかになっています。

引用元:「肺がん | 国立がん研究センター 中央病院」より

上記、「PD-L1が陽性のIIB期」という表記が気になりますね〜私の場合、「PD-L1が25〜49%」ですから・・・陽性なのかな!??