肺がん罹患確定まで

2024年01月20日

「肺がん」の疑い・・・どうして、あんなに冷静だったのか、と振り返ると、やっぱり亡き妻の「大腸がん」との闘病生活を見ているから、と感じていますが・・・本当の所は分かりません。

検査経緯:肺がん確定まで

さて、健康診断を発端に「肺がん」の疑い有り・・・そこまでの経緯を総括しておきます。

日付検査備忘録
2023年10月17日胸部X線検査京橋亀田クリニックにて・・・
定期健康診断。肺に陰影。
2022年12月05日CT検査上記の陰影に対して、造影剤を利用して、更に詳細を確認。
「約4cm大の腫瘍」判定。大学病院への通院推奨。
2022年12月10日CT検査東邦大学医療センター佐倉病院にて・・・
再度、「造影CT検査」を受診。3つの追加検査を予約。
2022年12月16日MRI検査東邦大学医療センター佐倉病院にて・・・
(目的:特に脳への転移がないかを確認すること)
2022年12月20日気管支鏡検査
PD-L1検査
東邦大学医療センター佐倉病院にて・・・
(目的:病気の確定をすること)
(PD-L1検査は、免疫療法の有効性の確認が目的)
2022年12月23日PET検査東邦大学と提携している「山王病院」にて・・・
(目的:他臓器等への転移の有無を確認すること)
2022年12月28日診察東邦大学医療センター佐倉病院にて・・・
(目的:上記の検査を総合して、がんの判定をすること)

検査は、一気に予定されて、ほぼ1ヶ月で必要な全ての検査が完了しました。これって早い方なのかな!??ただ、あっという間に完了した感があります。

特に「PET検査」は、東邦大学医療センター佐倉病院と提携している「医療法人社団 翠明会 山王病院」での受診となりましたが、予約は、診察室からで、検査自体が別の病院と気が付かないかも・・・私の場合、「亡き妻のPET検査」を知っているので、別病院であることには驚きませんでした・・・上記の検査に加えて、尿検査と血液検査があったことを記録しておきます。

「呼吸器内科」での検査結果:肺がんでステージ II

上記の経緯で、最終的には2022年12月28日の診察で「肺がん」を宣告されました・・・ただ・・・

  • MRI検査結果:異常なし(脳等への転移なし!)
  • 気管支鏡検査:肺がん・・・「ステージ 2」相当と考えられる!
  • PD-L1検査:微妙な25〜49%との結果(50%以上の場合に効果がある治療が有る!??)
  • PET検査:転移なし(肺がんの部分はしっかりと光っていました・・・)
上記から、呼吸器内科:主治医の出した検査結果は・・・

非小細胞がんの扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)という種類の肺がんで、幸運!?なことに「ステージ 2程度。手術により、摘出可能なレベルと判断します」でした。あくまでも「内科」としての診断結果であることを説明されました。実際には、手術を実施して、実際の腫瘍を確認するとステージが変わるかも・・・との説明を受けました。

実は・・・亡き妻は、内科の段階で「大腸がん:ステージ III」でしたが、実際に手術して執刀医の医師から、「骨盤への転移が確認され、実際にはステージ IV」と宣告された経験があり、手術後、状況が変わることは知っていました。

「手術」となると東邦大学医療センター佐倉病院では、外科(呼吸器)が担当となるため、早速診察の予約がされ、いよいよ「肺がん」との闘いが始まりました!