【肺がん:術後経過観察】新しい経過観察方針に切替!注目すべき腫瘍マーカー

2024年04月18日肺がん術後経過観察

先日の検査結果で「BNP」という心臓に関連する結果が、完全に術前の正常状態に戻ったことで、主治医から「テセントリクの副作用だったことが明確になった・・・」との判断でした・・・これで、ほぼ全ての検査項目で副作用が確認できないことになったので、これからは「通常」の経過観察になるそうです・・・

主治医からは、まだまだしっかりと経過観察が必要ということで、以下の指針が説明されましたが、完全に合意するということで診察は完了!って、文章にすると、何かとっても大袈裟ですが、会話はとってもスムーズで、ちょっとした談笑もありで・・・

  1. 通常のレントゲン検査(毎月)
  2. 血液検査(毎月)
  3. 造影剤CT検査(3ヶ月毎)

これで、再発とか転移が分かるのかな〜とちょっと不安にもなりますが・・・ネットを調べても、どうやら適正経過観察というものはなく、一人一人状況が違うし、主治医によっても違う判断があるらしいのですが、上記のような検査周期は、そこそこ慎重派のようなので良しとしましょう!

血液検査では、今後は特に「SCC抗原」というやつと「シフラ21-1」の2つの腫瘍マーカーに注目していくそうです(中性脂肪とクレアチニンは、がんに罹患する前から要注目!)

実は、妻が大腸がんとの闘病生活中は、妻の主治医から「腫瘍マーカーってのは、目安になるだけで、これだけを観察していれば良いというわけではない・・・」と説明してくれたことがあり、更に「奥様の場合、腫瘍マーカーに変化が見られないケースです」との説明があったのですが・・・

新しい経過観察での腫瘍マーカーに関して、ちょっと参考までに・・・

SCCは食道がん、肺がん、子宮頸がんなどで使われる腫瘍マーカーで、基準値は2.5ng/mLです。3〜4期の食道がんに対する陽性率は30%以上、非小細胞肺がんに対する陽性率は60%です。子宮頸がん、なかでも扁平上皮がんでは28〜88%と数値が上がります。

CYFRAは肺がんに使われる腫瘍マーカーで、基準値は3.5ng/mLです。肺がん全体に対する陽性率は50〜60%、なかでも扁平上皮がんでは高く、60〜80%とされます。

引用元「腫瘍マーカー検査とは、がんの早期発見には不向き?基準値も解説」より

今回の検査結果では、いずれも正常値であって、肺がんが発覚した時点での数字が異常値を示していたので、明らかに観察の価値がありそうです!